一般財団法人環境イノベーション情報機構
オフセット・クレジット(J-VER)制度を活用した復興支援に係る事業者支援の第4次採択結果を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.11.29 【情報源】環境省/2012.11.29 発表
環境省は、被災地で創出されたオフセット・クレジット(J-VER)及び都道府県J-VER(被災地産J-VER等)を活用したカーボン・オフセット及びカーボン・ニュートラル認証取得に係る事業者支援について、10月11日から11月9日までに応募のあった案件の中から、カーボン・オフセット認証取得支援先として以下の5件を採択した。○司法書士法人御池事務所が申請した、事務所におけるコピー用紙の使用、事務所の電力使用、社用車の化石燃料使用から排出されるCO2を、被災地産J-VER等を用いてカーボン・オフセットする取組。
○金ヶ崎産直組合が申請した、岩手県金ケ崎産直組合の特産物に、岩手県県有林のJ-VERを付与し、購入者の排出するCO2をオフセットする取組。
○佐川引越センター株式会社が申請した、引越サービスで発生するCO2を、釜石地方森林組合が創出したJ-VER等を活用してオフセットする取組。
○第一カッター興業株式会社が申請した、ウォータージェット工法によるコンクリート床版はつり工事に使用する建設機械から排出されるCO2を被災地J-VER等を活用してオフセットする取組。
○トーエイ株式会社が申請した、リサイクルガラス造粒砂(サンドウェーブG)の製造工程におけるCO2排出量を把握し、被災地産J-VER等を使ってカーボン・オフセットする取組。
採択された事業者に対して、カーボン・オフセットプロバイダーが150万円(税抜き)/件を上限に[1] カーボン・オフセットの企画に対するアドバイス、[2] 温室効果ガス排出量算定・オフセット認証費用支援、[3] 情報提供ツール作成支援(プレスリリース、WEBサイト、CSR報告書等での紹介方法) の支援業務が行われる。【環境省】