一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

アズビル、7〜9月の節電期間にグループでピーク時電力量を2010年比で22.3%削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.11.28 【情報源】企業/2012.11.26 発表

 アズビルは、今夏の7〜9月の節電期間に、2011年に続いて実施した取り組みによって、グループ全体でピーク時の使用電力量を2010年同期比で22.3%削減した。電力使用総量は同約19%の削減となり、テナントとして入居している本社(東京都千代田区)と大塚オフィス(東京都豊島区)の2カ所の事業所では同約39%と、大幅に削減した。
 「ENEOPT(エネオプト)」の名で展開する節電・省エネ・CO2削減のための自社のエネルギー管理ソリューションを活用した。アズビルは、省エネ・節電のためのソフト開発・改良を狙いに自社施設や工場に導入して効果を検証し、製品に反映させている。研究開発拠点の藤沢テクノセンター(神奈川県藤沢市)にはエネオプトの最新版を入れた。
 同センターでは、負荷予測を利用した予冷・蓄熱によるピークシフトや、電力需要制御での空調・照明機器の節電運転を行った。さらに今夏は、新たな節電対策として大塚オフィスにLED発光ダイオード)照明、伊勢原工場(神奈川県伊勢原市)に高効率蛍光灯を導入し、湘南工場(神奈川県寒川町)は空調システムを高効率型に更新した。
 本社では定時の業務に努めると同時に、終業時に執務室を一斉に消灯して必要な場所だけをリモコンで点灯。帰宅推進や消灯パトロールを強化した。地方の少人数の営業所は電力メーターの値を毎日記録・掲示して節電意識を高めた。8月の夏季休暇のほか7月に2日間の節電休暇も設定。こうした各種の節電活動で使用電力を大きく減らした。【アズビル(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク