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環境ニュース[国内]

岩手県 大規模風力発電計画を発表 県内初の蓄電池併設型設置へ

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.11.27 【情報源】地方自治体/2012.10.12 発表

 岩手県は10月12日、一戸町高森高原地区(標高約670m)に企業局の2つ目の風力発電所「高森高原風力発電所」(仮称)を設置すると発表した。県内初の蓄電池併設型で、出力の変動を抑える。
 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の開始により、県は同地区での大規模風力開発が可能と判断。また、東北電力の送電線への接続が技術的に可能との回答が得られたことから、事業化を決定した。県内では既に稲庭高原風力発電所(二戸市)が2001年から運転している。
 県によると、風車は11基で最大出力2万5300kW。年間で約5300万kWhを売電し、約1万6000世帯分をカバーする。事業費は約115億円。11月に東北電力と受給仮契約を行い、環境影響評価(アセスメント)などの後に16年から建設し、17年の運転開始を目指す。
 県は30年度までに、風力を含めた再生可能エネルギーの割合を35%まで高める目標を立てており、高森高原発電所が加わると割合は20.1%から20.7%になる。 企業局業務課 TEL:019-629-6399 【岩手県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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