一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成24年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業 第3次募集で5件を採択
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.11.22 【情報源】環境省/2012.11.22 発表
環境省は、平成24年11月22日、平成24年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業の第3次募集において採択した案件を公表した。この事業は、主に地方都市における適切なカーボン・オフセットの取組の更なる普及促進を図ることを目的とするもの。
平成24年9月27日から11月2日までの公募期間に応募のあった案件の中から以下の5件を採択した。
○株式会社環境思考(三重県)が申請した、三重県内で展開中の「森のエコステーション」において、消費者がエコステーションに資源物を持ち込む際の車の移動と、回収業者のエコステーションから工場までの運搬に伴うCO2排 出量を、ポイントシステムを利用して三重県大台町のオフセット・クレジット(J-VER)を使用してオフセットする取組。
○企業組合県木住(青森県)が申請した、一般住宅(青森県産材100%木造住宅)建設に伴うCO2排出量(燃料(移動含む)、電気、水道、廃棄物処理等に伴う)を、施工会社「企業組合県木住」が青森県県有林で創出されたJ-VERでカーボン・オフセットをする取組。
○株式会社シグマサウンズスタジオ(愛知県)が申請した、ヒップホップグループ「nobodyknows+」が2012年12月28日に開催するワンマンライブで、カーボン・オフセットを広める活動を発信する取組。
○ツタイ工業株式会社(愛知県)が申請した、廃プラスチックを利用した製品「ハイステップ・コーナー」とグリーン購入法適合商品「エコSTブロック」を製造するときのCO2排出量を、中部地方のJ-VERを使用してカーボン・オフセットする取組。
○ブランシュたかやまスキーリゾート(株式会社長和町振興公社)(長野県)が申請した、平成24年12月8日からオープンするスキー場において、カーボン・オフセットの実務的な学習を含めたエコ教室を、来場者を対象に開催し、プログラム参加予定者(5,000名を想定)の方の自宅から施設までの移動に伴うCO2排出量の一部(4kg-CO2)を、地元長野地域のJ-VERを使ってオフセットし、スキー場の温暖化対策としての環境配慮の取組を広げ、カーボン・オフセットの普及啓発を目指す取組。
【環境省】