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環境ニュース[国内]

大日本印刷、アプリ「菩提樹の春夏秋冬」配信、収入を「奇跡の一本松」保存に寄付

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.11.20 【情報源】企業/2012.11.15 発表

 大日本印刷は、日本の森を表現した絵画鑑賞アプリ(ソフト)「菩提樹の春夏秋冬」の配信を、スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」、タブレット端末「iPad(アイパッド)」用に11月15日始めた。収入の一部は、東日本大震災に伴う津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の保存に寄付する。
 人気アニメ映画「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」などの美術監督を務めた日本を代表するアニメーション背景画家、山本二三さんが手掛けた。東京郊外の団地の再開発で切り倒された木々を絵に残した作品をモチーフに、四季折々で変化する日本の森を描いた。アニメ映画にも登場する美しい世界観が楽しめる。
 画面を動かす操作によって四季の移り変わりが1枚の絵としてスムーズに見ることができ、画面上の絵に触れることでドングリが落ちてきたり、桜吹雪が舞うなどのアニメーションもある。絵の所定の場所に触るとセミの声、風の音などの効果音や、四季のイメージに合った音楽が流れる。絵に描かれている植物の解説も表示する。
 機能を限定した無償版と、全機能が利用できる有償版(500円)を用意した。アプリの売り上げの30%を、奇跡の1本松の保存と周辺環境の整備を目的に陸前高田市が運営する「奇跡の一本松保存募金」に寄付する。菩提樹の春夏秋冬は、子供向けデジタルコンテンツ企画・制作のデジタルえほん(東京都港区)と共同で制作した。【大日本印刷(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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