一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

パナソニックエコシステムズ、「エコアイデア宣言」から1年の取り組み状況を公表

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.11.14 【情報源】企業/2012.11.09 発表

 パナソニックグループで環境機器・環境エンジニアリングを手掛けるパナソニックエコシステムズは、中長期的な環境経営活動として2011年11月にまとめた「エコアイデア宣言」から1年の取り組み状況を公表した。2011年度には、生産活動でのCO2を2005年度比で1万t以上削減したほか、再生資源利用率を高めるなど、さまざまな効果があった。
 エコアイデア宣言は、パナソニックの2018年までの環境行動計画「グリーンプラン2018」に対応して策定。「ビジネススタイル」と「くらし」の2つの「エコアイデア」で目標を定め、展開を始めた。ビジネススタイルでは世界トップ水準の省エネ・ゼロエミッション工場を実現し、2018年にCO2削減貢献量3万tと再生資源利用率16%を目指す。
 1年間の成果では、生産現場で塗装乾燥炉の熱損失対策を講じたり、ボイラーの更新、冬季に外気で冷却用の水をつくる期間の拡大などを行った結果、2005年度と比べ、2011年度は1万1830tのCO2を削減。2012年度も順調に推移している。再生資源利用率は、樹脂の不要部分のリサイクルシステムを導入することなどで2011年度に14.9%を達成した。
 くらしに関しては、パナソニックグループが「グリーンプロダクツ」と呼ぶ環境問題解決に貢献する商品を拡大。2011年度に8機種を認定し、2012年度は認定を完了した7機種を含む計14機種で進め、使用時のCO2削減を図る。パナソニックエコシステムズは、状況と達成の度合いを1年ごとに公表する予定で、目標に向けた活動を推進していく。【パナソニックエコシステムズ(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース