一般財団法人環境イノベーション情報機構
イオン環境財団、宮城県石巻市で地域に自生する木1万5000本を植樹、復興の一環
【環境一般 CSR】 【掲載日】2012.11.09 【情報源】その他/2012.11.05 発表
公益財団法人のイオン環境財団(理事長・岡田卓也イオン名誉会長)は、宮城県石巻市で地域の憩いの場になっていた広場「上釜ふれあい広場」に、地域に自生している木1万5000本を同市とともに11月17日に植樹する。「新しい未来へ イオンふるさとの森づくり」と呼び、東日本大震災の被災地復興の一環として実施する。上釜ふれあい広場は、野球やサッカーを楽しむことができる場所だったが、2011年3月11日の震災に伴う津波の被害に遭って多くの木が枯れた。イオン環境財団は、地域住民の明るい声を取り戻し、笑顔のあるコミュケーションの場にすることを目的に、植樹を決めた。広場は震災で閉鎖されていたが、2012年10月1日に再開した。
ふるさとの森づくりでは、約5000m2を対象に、地元の潜在植生であるタブ、シラカシ、オオヤマザクラ、ツツジなど20種類、計1万5000本を植える。当日は、地域のボランティアとイオングループの従業員合わせて約1500人が参加する予定で、岡田理事長のほかイオンの岡田元也社長、石巻市の亀山紘市長らも出席する。
イオン環境財団は、緑と水の保全を狙いに国内外で積極的に植樹に取り組んでいる。2012年は海外でインドネシア、ベトナム、国内は北海道むかわ町、山形県南陽市、愛知県知多市で実施した。今後、千葉県浦安市、長崎県南島原市、三重県紀北町で予定する。同財団の植樹本数は、イオンの店舗を含め今回で累計982万本になる。【(公財)イオン環境財団】