一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

JX日鉱日石エネルギー、日本石油輸送の大規模太陽光発電所による発電事業に参画

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.11.05 【情報源】企業/2012.11.01 発表

 JX日鉱日石エネルギーは、日本石油輸送(JOT)が2カ所に建設する大規模太陽光発電所による発電事業に参画する。事業計画の提案とシステム設計に協力し、太陽光発電システムを提供する。太陽光発電所は茨城県神栖市と福島県郡山市に造り、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して全量、電力会社に売電する。
 神栖市の太陽光発電所は「JOTソーラーステーション神栖」の名で、JOTのグループ会社の営業所隣接地、2.7haを利用する。発電出力は2MW(2000kW)となる。郡山市は「JOTソーラーステーション郡山」と呼び、出力は0.6MW(600kW)。JOT郡山支店にある鉄道タンク貨車の留置用線路、0.8haを転用する。いずれも2013年3月の送電開始を予定する。
 JXエネルギーは、一戸建て住宅や集合住宅、公共・産業向けに太陽光発電システムの販売を展開すると同時に、宮城県多賀城市の仙台製油所西地区と山口県下松市の下松事業所内でそれぞれ1MW(1000kW)、1.75MW(1750kW)の大規模太陽光発電事業を計画している。今回のJOTの事業への参画で初めて、大規模太陽光発電所にシステム提供する。
 JOTは石油製品やLNG液化天然ガス)、LPガスなどの輸送を手掛けるが、新たなエネルギー供給事業として大規模太陽光発電事業を実施する。東日本大震災の被災地復興支援の意味もある。JOTは、JXエネルギーの親会社、JXホールディングスが筆頭株主になっていてJXエネルギーの石油製品の輸送を担当。JXエネルギーとJOTは深い関係にある。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク