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環境ニュース[国内]

ヤマハ発動機、多治見市の電動アシスト自転車・電動バイク実験に自転車20台提供

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.11.05 【情報源】企業/2012.10.31 発表

 ヤマハ発動機は、岐阜県多治見市が始める電動アシスト自転車・電動バイクのモニター実証実験に、電動アシスト自転車「PAS(パス)」を20台提供した。次世代型の交通システム構築に向けた施策として実験を行い、JRの駅前駐輪場などに設置して市民や観光客に貸し出し、普及への課題を検証する。期間は11月1日〜2013年3月29日となる。
 実証実験は、通勤・通学のマイカー使用による温室効果ガスの排出を抑制することが狙い。走行時にCO2を排出しない電動アシスト自転車や電動バイクと、鉄道を組み合わせた利用を促す。JR中央線・太多線の多治見駅前と、中央線の古虎渓駅前、太多線の小泉、根本、姫の各駅前などに置き、貸し出し方法の確立と普及に向けた問題を探る。
 車両は、パス20台と、ヤマハ発動機の電動バイク「EC-03(イーシーゼロスリー)」4台を利用。貸し出しを受ける市民モニターは、運行記録や課題などを含む感想を月2回程度提出する。多治見市は、古虎渓駅前で2011年12月〜2012年3月に展開した太陽光発電システムと電動バイクを組み合わせたモニター事業でも、EC-03を使っている。
 2012年度は、貸し出しする場所を増やすとともに、電動バイクだけでなく電動アシスト自転車も加え、ヤマハ発動機のパスを導入する。ヤマハ発動機は多治見市のほか、浜松市、神奈川県、大阪府、群馬県桐生市、徳島市、千葉県柏の葉・流山地区などで自治体やNPOと実証実験を継続。電動バイクや電動アシスト自転車の普及を目指している。【ヤマハ発動機(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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