一般財団法人環境イノベーション情報機構
2013年漁期のメロ及びオキアミの保存措置合意 南極海洋生物資源保存委員会第31回年次会合
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.11.02 【情報源】水産庁/2012.11.02 発表
水産庁は、南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)の第31回年次会合が、2012年10月23日から11月1日まで、オーストラリア・タスマニア州ホバートで開催されたと発表。この委員会は、南極の海洋生物資源保存管理のために1982年に設立された地域漁業管理機関で、現在、日本を含む24か国とECが加盟、年1回開催される年次会合では、海区ごとのメロ総漁獲可能量(TAC)及びメロ、オキアミ等の保存管理措置を決定する機関。
メロの保存管理措置では、海区ごとの資源状況に応じ、メロの総漁獲可能量(TAC)を決定、日本漁船が操業を予定している海区の漁獲可能量は、合計で3,994トン(2012年:3,998トン)となった。また、現在操業を禁止している海区における日本の調査計画が認められた。
オキアミの保存管理措置では、総漁獲可能量(TAC)を561万トン(2012年同)とすることで決定した。【水産庁】