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環境ニュース[国内]

昭和シェル石油、子会社のソーラーフロンティア工場の屋根で太陽光発電事業を実施

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2012.11.02 【情報源】企業/2012.10.30 発表

 昭和シェル石油は、100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアが独自のCIS薄膜太陽電池を製造する宮崎県国富町の国富工場の屋根で、太陽光発電事業「第2国富工場メガソーラー」を実施する。2MW(2000kW)の発電規模があり、年内の完成を目指す。ソーラーフロンティアが昭和シェル石油に屋根を貸与する形となる。
 国富工場は、年産能力900MW(90万kW)を誇る日本最大の太陽電池工場。現在、2番館と呼ぶ工場建屋の屋根に2MW(2000kW)の太陽光発電設備を設置して自家使用している。今回新たに、隣接する3番館にソーラーフロンティアが生産したCIS薄膜太陽電池を取り付け、昭和シェル石油が事業者となって太陽光発電事業を行うことにした。
 3番館の屋根に新設する太陽光発電設備で発電した電力は全量、九州電力に売電する。国富町ではソーラーフロンティアが宮崎市の企業と組んで2.2MW(2200kW)と1.1MW(1100kW)の大規模太陽光発電所を計画。2番館、3番館の予定と合わせると7.3MW(7300kW)で、同町全世帯の約3割が太陽光発電システムを導入した場合に相当する。
 国富工場での太陽光発電事業は、ソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池の発電能力をアピールする意味もある。昭和シェル石油にとっては新潟市東区の旧製油所跡地で2010年8月から展開する1MW(1000kW)の「新潟雪国型メガソーラー」に続く国内2例目の事業。雪国型では、厳しい気象要件下での発電能力の高さを実証している。【昭和シェル石油(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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