メーカーの家電リサイクル実績　４品目とも家電リサイクル法の基準値上回る

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2002.05.14 【情報源】環境省／2002.05.13 発表

　平成１４年５月１３日、家電メーカー各社は家電リサイクル法施行初年度にあたる平成１３年度の家電４品目のリサイクル実績を公表し、これにあわせ（財）家電製品協会もメーカー全社の実績を合計した結果を公表した。
　家電製品協会が公表した内容によると、平成１３年度の４品目のリサイクル率はエアコンで７８％、テレビで７３％、冷蔵庫で５９％、洗濯機で５６％だった。同法では法の対象となっているこの４品目に対し、エアコン６０％以上、テレビ５５％以上、冷蔵庫・洗濯機各５０％以上（いずれも重量ベース）というリサイクル率の基準値を設定しているが、平成１３年度は４品目ともこの基準値を上回った格好だ。　
　なお環境省と経済産業省は、４月１２日付けですでに平成１３年度１年間の４品目の指定引取場所での引き取り台数が計約８５５万台に達し、このうち指定引取場所から３９ある全国の家電リサイクルプラントに搬入された台数が約８３７万台にのぼったとのデータを公表していた。【環境省】