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環境ニュース[国内]

旧緊急時避難準備区域及び避難指示解除準備区域を対象とした放射線モニタリング 河川・水源地の測定結果を公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2012.10.11 【情報源】環境省/2012.10.11 発表

 環境省は、平成24年10月11日、旧緊急時避難準備区域及び避難指示解除準備区域を対象とした放射線モニタリングのうち、平成24年7月〜9月に実施した河川及び水源地の測定結果を公表した。

 今回の調査地点は、以下のとおり。

河川
 真野川;(南相馬市)落合橋、真島橋
 新田川;(飯舘村)草野、小宮 (南相馬市)木戸内橋、鮭川橋
 太田川;(南相馬市)石渡戸橋、上ノ内橋、益田橋、JR鉄道橋、丸山橋
 小高川;(南相馬市)下川原橋、善丁橋、ハツカラ橋
 古道川;(田村市)高瀬川合流前(都路町古道下平)
 木戸川;(川内村)西山橋 (楢葉町)長瀞橋、木戸川橋
 浅見川;(広野町)坊田橋
(水源地)
 真野ダム(飯舘村、真野川水系)
 高の倉ダム貯水池、岩部ダム貯水池(南相馬市、新田川水系)
 横川ダム貯水池(南相馬市、太田川水系)
 古道川発電所ダム(田村市、高瀬川水系(請戸川支流))
 木戸ダム(楢葉町、木戸川水系)
 農業用ため池;(南相馬市)太良谷地、龍ヶ迫、明婦迫2号
        (楢葉町)上繁岡第1、下繁岡、大堤

 測定結果は、以下のとおり。

<水質>
 放射性ヨウ素(ヨウ素131):不検出(検出下限値:1Bq/L)
 放射性セシウム:セシウム134 不検出〜2Bq/L(検出下限値:1Bq/L)
         セシウム137 不検出〜3Bq/L(検出下限値:1Bq/L)
 ※食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)
  (平成24年3月15日厚生労働省告示第130 号)
  放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/kg
  水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)
  (平成24年3月5日付け健水発0305 第1号厚生労働省健康局水道課長通知)
  放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/kg

底質
 放射性ヨウ素(ヨウ素131):不検出(検出下限値:30〜130Bq/kg(乾泥))
 放射性セシウム:セシウム134 22 〜 29,000Bq/kg(乾泥)
         セシウム137 32 〜 48,000Bq/kg(乾泥)

<土壌>
 放射性ヨウ素(ヨウ素131):不検出(検出下限値:30〜58Bq/kg(乾))
 放射性セシウム:セシウム134 12 〜 20,000Bq/kg(乾)
         セシウム137 22 〜 32,000Bq/kg(乾)

<空間線量率>
 0.10 〜 5.08μSv/h

【環境省】

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