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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、TDKに環境格付けに基づく融資を実施、連続で最高位と特別表彰

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.10.10 【情報源】企業/2012.10.04 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、TDKに環境格付けに基づく融資を実施した。TDKは、2010年度に続いて2回連続で「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付けと、最高ランクの中でも特に優れる企業を対象にした特別表彰を受ける。自社部品によるCO2削減貢献量の可視化・定量化を始めたことなどが高く評価された。

 DBJの今回の評価では、「ECO LOVE(エコラブ)製品」と呼ぶ環境配慮製品を展開し、階層化することで各種の環境製品を供給する体制を確立している点や、CSR企業の社会的責任)のチェックシートによる自己診断やCSR監査の実施によってCSRサプライチェーン(部品供給網)マネジメントを推進していることなどが認められた。

 さらに電子部品業界で初めて、生産活動に伴うCO2排出量と、製品でのCO2削減効果を同じにする「カーボンニュートラル」の2020年度達成を目標に掲げ、自社製品のCO2削減貢献量を明確にする活動を開始。関係する業界団体と協働で算定基準の標準化を進めていることが、産業界をリードする取り組みとして非常に高い評価を得た。

 その結果、環境格付けでの最高評価に加え、特別表彰になった。TDKは、環境活動の中長期計画「TDK環境活動2020」を2011年に策定し、高水準でCO2排出削減に向けた環境経営を進めている。DBJの環境格付けは、独自に開発した格付けシステムで企業の環境経営度を評価し、得点に応じて3段階の融資金利を設定する。【(株)日本政策投資銀行】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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