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環境ニュース[国内]

パナソニック、藤沢市で計画のスマートタウン開発で各社とマネジメント会社設立

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.10.05 【情報源】企業/2012.10.01 発表

 パナソニックは、神奈川県藤沢市で計画する環境配慮型の街「Fujisawa(フジサワ)サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」の開発で、街を運営するマネジメント会社「Fujisawa タウンマネジメントカンパニー(仮称)」をパートナー企業各社と2013年3月に設立する。Fujisawa SSTは今年9月に着工しており、2014年春の街開きを予定する。

 Fujisawa SSTは、同市辻堂のパナソニックの工場跡地に約600億円の総事業費をかけて開発する。約19haの広さがあり、約1000戸の住宅や商業施設、公共施設を造る。全ての一戸建て住宅に太陽電池と蓄電池を設置するほか、公共用地にも太陽電池を設置し、自立したエネルギーシステムを構築。街全体で約3MW(3000kW)の太陽電池を導入する。

 電気自動車(EV)、電動バイク、電動アシスト自転車のシェアリングや充電バッテリーのレンタルを実施。カメラやセンサーが付いたLED(発光ダイオード)街路灯も設置する。これらによって街全体でCO2排出の7割以上削減を目指す。マネジメント会社は、エネルギー、セキュリティー、モビリティー、ヘルスケアなど8種のサービスを提供する。

 これまでともに取り組んできたパートナー企業の東京ガス、パナホーム、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、三井物産など9社に加え、新たにパートナー企業となったNTT東日本と電通の2社も参画する。マネジメント会社は、各社がそれぞれの強みを生かしたサービスを展開して街の運営を推進すると同時に、コミュニティーづくりを支援する。出資企業、出資比率など新会社の詳細は今後詰める。【パナソニック(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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