一般財団法人環境イノベーション情報機構
カーシェアリング・ジャパン、トヨタのHV「アクア」導入、HV・EV車種数トップに
【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2012.10.04 【情報源】企業/2012.10.02 発表
三井物産の100%子会社でカーシェアリングサービスを展開するカーシェアリング・ジャパンは、展開する「カレコ・カーシェアリングクラブ」の車両にトヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」を10月2日に導入した。HVと電気自動車(EV)を合わせた環境対応車のラインアップは8車種に拡大し、業界でトップになった。アクアは、実走行に近いJC08モードの燃費が1Lで35.4km、従来の10・15モードだと同40.0kmと、プラグインハイブリッド車(PHV)を除いて最も燃費性能に優れるガソリン車として2011年12月に発売された。排気量は1.5L、乗車定員は5人。小型ボディーでありながら室内空間にゆとりがあり、軽快なフットワークも特長になっている。
アクアを加えたことで、カレコではHVが、アクアと「プリウス」「プリウスPHV」(以上トヨタ自動車)、「インサイト」「CR-Z」(以上ホンダ)の計5車種、EVは「リーフ」(日産自動車)、「アイ・ミーブ」(三菱自動車)、「プラグインステラ」(富士重工業)の3車種となり、計8車種の環境対応車を利用できるようになった。
アクアは、東京都世田谷区の二子玉川駅近くに新設の二子玉川駅前第1ステーションに配置。同ステーションにはプリウスもある。カレコはカーシェアリングを次世代の交通インフラと位置付けてサービスを推進し、9月27日現在、東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県を中心に484ステーション、569台で展開している。車両は今後も追加していく。【カーシェアリング・ジャパン(株)】