一般財団法人環境イノベーション情報機構
インドの「タミル・ナド州送電網整備計画」対し、円借款を供与
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.10.02 【情報源】外務省/2012.10.01 発表
外務省は、平成24年10月1日、インドに対して、総額1,326億4,500万円を限度とする4件の円借款を供与すると発表。今回の円借款のうち、タミル・ナド州送電網整備計画(607億4,000万円)は、2009年12月に表明した、気候変動対策に関する我が国の2012年までの途上国支援(短期支援)の一環として実施するもの。
チェンナイ市周辺をはじめとする州内全域において、送電線の新設及び変電所の建設など送変電設備の整備を行うもの。これにより、電力の安定供給を通じた生活環境の改善、進出日本企業のビジネス環境の改善・投資促進、同州の経済成長に貢献することが期待されている。また、送電ロス率低減によるエネルギー利用の効率化が図られ、温室効果ガスの排出抑制にも寄与するとしている。【外務省】