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環境ニュース[国内]

パナホーム、先進のエネルギー技術と自然を生かす設計のスマート住宅商品を発売

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.10.02 【情報源】企業/2012.09.27 発表

 パナホームは、創エネ・蓄エネ連携システムや機器を制御するホームエネルギー管理システム(HEMS)など先進のエネルギー技術を搭載し、自然を生かす設計を施したスマート住宅(次世代型環境配慮住宅)商品「NEW『スマート・パナホーム』」を10月1日に発売した。CO2排出量収支をゼロにするとともに、年間の光熱費を大幅に節約する。

 電気設備・家電を自動制御するパナソニックの装置「AiSEG(アイセグ)」を中心としたHEMSが、太陽光発電とリチウムイオン蓄電池の創蓄連携システムや、ヒートポンプ式給湯機、エアコン、IHクッキングヒーターを最適に制御。モニター画面やスマートフォン(高機能携帯電話)、テレビなどで電気の使用状況や売電量を「見える化」する。

 地熱、光、風といった自然環境を積極的に生かして省エネにつなげる建物の構造も特長となる。温度変化の少ない地熱を利用した換気システムや、日差しをコントロールする深い軒や大きな窓を装備するほか、窓の配置の工夫で風通しをよくして夏の熱こもりを解消する。建具には、居間に風を通す通風採光欄間や採風玄関ドアを新たに採用した。

 省エネ技術と自然の活用で年間のCO2排出量を約1.71tに抑える一方、太陽光発電などで約1.77t分の削減量を創出し、CO2収支をゼロにする。停電に備えて2kWhの電力を確保したうえで、創蓄連携システムの効果で年間の光熱費を約140%節約し、約40%の収入になる。延べ床面積約123m2のモデルプランで2912万円。初年度に1000棟の販売を目指す。【パナホーム(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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