一般財団法人環境イノベーション情報機構
第11回ASEAN+3環境大臣会合の結果概要を公表
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.10.01 【情報源】環境省/2012.09.28 発表
環境省は、平成23年9月27日にタイ・バンコクで開催された「第11回ASEAN+3環境大臣会合」の結果概要を公表した。会合には、ASEAN諸国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)、日本、中国、韓国、ASEAN事務局が出席し、日中韓3か国からASEANに対する協力につき報告が行われたほか、日中韓3カ国とASEANの間の環境協力の推進について議論が行われた。
日本からは、震災後の我が国の取り組み、我が国の環境未来都市イニシアティブ、リオ+20で合意された持続可能な開発目標の設定に貢献する我が国の研究、および東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の活動を紹介するとともに、日中韓三カ国が共同してASEANと協力する必要性を強調した。
ASEANと日中韓3カ国が参加する協力については、日本の支援により実施されているASEANモデル都市プログラムや、本年3月にカンボジアで開催された環境的に持続可能な都市ハイレベルセミナーにつき報告が行われた。
また、新たなASEAN+3の協力については、ASEAN側よりモデル都市プログラムの継続について強い要望が示されるとともに、ブルネイからASEAN+3青年環境フォーラムの開催について提案があり、ASEAN+3各国が協力していくことで一致した。
この他、日本、中国、韓国各国とASEANとの協力のレビューを行った。【環境省】