神戸市　本庁舎で22％以上の節電　削減目標の15％以上を達成

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.10.01 【情報源】地方自治体／2012.09.10 発表

　神戸市は9月10日、7、8月の庁舎の節電効果が2010年度同期比で市役所本庁舎で22.5％、区役所庁舎で17.7％あり、市の削減目標の15％以上を達成したと発表した。
　7月1日〜8月31日までの2カ月間の総使用電力量と、10年度同期の総使用電力量を比較した。
　市役所本庁舎で同14.8％、区役所庁舎で同12.1％の節電だった昨年度を上回る結果について、市節電緊急対策本部の担当者は「昨年度よりも、照明の間引き点灯など節電対策を厳しく実施した効果があった」と説明した。
　また、市営地下鉄も同期間、平日正午〜午後3時の間、券売機や空調の一部停止などに努めた結果、最大電力で同16.6％の節電効果があったという。
　市は「クールスポット」に指定した美術館などの節電効果については年内をめどにまとめるとしている。
　市は今後も、空調機器の運転時間の短縮や適正な温度管理、照明の間引き点灯、一斉消灯の実施、高効率照明の導入促進、エレベーターの運転時間の短縮や間引き運転、OA機器の省エネの徹底などの節電対策を進める。　環境局環境創造部地球環境課　TEL：078-322-5296　【神戸市】