埼玉県　秩父観光にEV・PHVレンタル　普及促進に向け実証実験

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.10.01 【情報源】地方自治体／2012.09.07 発表

　電気自動車（EV）やプラグインハイブリッド車（PHV）などの次世代自動車の普及に向けた実証実験に取り組んでいる埼玉県は、その一環として、秩父市、ホンダと協働でEVやPHVの普及と観光促進を組み合わせた取り組み「秩父レールアンドEV・PHVライド」を10月下旬から実施する。
　観光客にEV・PHVを1日無料で貸し出し、紅葉シーズンの秩父地域の観光を楽しんでもらい、次世代自動車の普及促進につなげる。
　実験は10月22〜27日に実施する。観光客には電車で秩父駅まで来てもらい、ホンダのEV「Fit-EV」とPHV「プラグインハイブリッド」、電動カート「モンパル」を1日無料で貸し出す。電車利用とEV・PHV、電動カートを組み合わせた次世代自動車の普及の取り組みとして全国初となる。
　利用者にはアンケートに協力してもらう一方、GPS（衛星利用測位システム）による走行データなどの記録を分析し、中山間地でのEV・PHVの観光活用を検証する。　環境部大気環境課　TEL：048-830-3064　【埼玉県】