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環境ニュース[国内]

伊藤忠商事・住友商事、米国オレゴン州で参画する世界最大級の風力発電所が完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.09.28 【情報源】企業/2012.09.25 発表

 伊藤忠商事と住友商事が米国子会社を通じて米国オレゴン州で事業参画している世界最大級の風力発電所「ケイスネス・シェファード・フラット風力発電所」が完成した。米GEグループ、米グーグル、米発電開発・運営のケイスネス・エナジーとの共同事業となり、845MW(84万5000kW)の発電能力がある。

 ケイスネス・シェファード・フラット風力発電所は、オレゴン州北部の約80km2の土地に、GEグループの風力発電機を338基設置。米国の一般家庭23万5000戸以上分の電力を供給し、約26万台の乗用車から年間に発生する量と同等の年間148万tのCO2排出を削減する。発電した電力は、電力会社に売電する。

 このプロジェクトによって、オレゴン州には年間3700万ドル(約29億6000万円)の経済効果が見込まれるという。伊藤忠にとって、GEと2010年5月に結んだ世界の再生可能エネルギー分野の投資に関する業務提携の覚書に基づく案件で、米オクラホマ州の152MW(15万2000kW)の風力発電事業に続く2件目となる。

 伊藤忠は発電事業を重点分野に位置付け、世界規模で事業拡大を推進。今回の世界最大級の風力発電所の完成を機に、さらに再生可能エネルギーを含む発電事業への投資機会を探る。住商も再生可能エネルギー事業に注力し、風力発電に加え、バイオマス発電、太陽光発電事業を国内外で積極的に展開している。【伊藤忠商事(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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