長野県　自然エネ支援採択事業者決定　モデル的な取り組みに補助

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.09.27 【情報源】地方自治体／2012.08.08 発表

　長野県は、地域の特性を生かして自然エネルギーを自給する市町村や民間事業者の取り組みを支援する「自然エネルギー自給コミュニティ創出支援事業」の採択事業を決定した。審査を受けて決定したのは11事業で、補助要望額は総額約1000万円余。主な採択事業と事業者は次の通り。
　支援事業コーディネート組織設立・飯田市▽小水力発電可能性調査・高山村、栄村▽公園内人工滝利用の小水力発電・泰阜村▽バイオマス燃料製造可能性調査・南木曽町▽雪氷熱利用パイロット事業・山ノ内町▽次世代自動車導入推進事業・原村、南木曽町▽太陽光発電屋根借り事業の導入調査・おひさま進歩エネルギー▽大規模太陽光発電所（メガソーラー）事業化調査・地域エネルギーイニシアチブ▽太陽熱利用システムモニター事業・サンジュニア。
　県は自然エネをビジネスとして地域に普及させ、エネルギー・資金・人の循環により社会経済の活性化を図る「自然エネルギー100％自給型コミュニティづくり」を推進。2012年度から支援事業を創設し、モデル的な取り組みに対してその経費の一部を支援する補助事業をスタートした。　環境部温暖化対策課　TEL：026-235-7179　【長野県】