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環境ニュース[国内]

東芝、ホンダがさいたま市で実施のスマートホームの実証実験に参画して共同推進

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.09.26 【情報源】企業/2012.09.21 発表

 東芝は、ホンダがさいたま市桜区で実施しているスマートホーム(次世代型環境配慮住宅)システムの実証実験に参画する。2013年度中の完成を予定する新たな実証実験ハウスにホームエネルギー管理システム(HEMS)を導入し、エネルギーの最適化などを目的にした実験を両社が共同で推進する。ハウスは現在2棟あり、新しい建物は3棟目になる。

 ホンダは、さいたま市が進める電気自動車(EV)普及施策「E-KIZUNA(イーキズナ)プロジェクト」の一環として2012年4月から、2棟の実証実験ハウスを使ってスマートホームシステムの実証を展開。EVなど移動手段を含む日常生活でのCO2排出削減に向け、エネルギー需給をコントロールしている。新たに3棟目を設けることを機に、東芝が加わる。

 3棟目には、HEMSの通信規格「ECHONET Lite(エコーネットライト)」に対応した家電や、太陽光発電システム、ガスコージェネレーション(熱電併給)を設置し、家庭用蓄電池やEVを制御する。実証実験で東芝は、スマートメーター(通信機能付き次世代電力量計)で3棟をつなぐ実証施設内のエネルギー管理や、家庭内の機器の制御を担当する。

 ホンダはEVとエネルギーを創ってためる分野を手掛けるとともに、機器の相互接続やEVに搭載する東芝の二次電池「SCiB」の再利用も検討する。両社は実証実験を通して、東芝の機器や統合制御するエネルギー管理技術と、ホンダの移動手段、ナビゲーションを使う双方向情報通信、エネルギー機器技術を連携させ、スマートホームの構築を進める。【(株)東芝】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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