村田製作所、「CEATEC JAPAN 2012」で照明制御などオフィスの省電力製品を紹介

【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.09.26 【情報源】企業／2012.09.21 発表

　村田製作所は、アジア最大級の家電・情報通信見本市「CEATEC JAPAN（シーテックジャパン）2012」(10月2〜6日、幕張メッセ（千葉市美浜区））に出展し、ワイヤレス照明制御や、身近な環境にあるエネルギーから電力を作るエネルギーハーベスティングを活用した、電池のないリモコンをはじめとしたオフィスの省電力製品を紹介する。

　ブースのテーマに「Smart Community,Smart Personal Network（スマートコミュニティー、スマートパーソナルネットワーク）」を掲げ、センサーによる各種計測や無線ネットワークなどの技術を統合したシステムを提案する。このうち、スマートコミュニティーのゾーンでオフィスや家庭で省エネを実現する製品・技術を取り上げる。

　オフィスに関しては、オフィス空間の照明を個別に制御して省電力化するワイヤレス照明制御システムや、エネルギーハーベスティングとセンサー、無線通信モジュールの組み合わせがメーン。人がスイッチを押す圧力を電磁誘導で電力に変換し、この電力で信号を無線で送り、受信した制御器が機器を動作させて照明を点灯・消灯する。

　スマートパーソナルネットワークのゾーンでは、スマートフォン（高機能携帯電話）、タブレット端末、ヘルスケア機器の機能を高めたり小型にする製品や技術を披露する。主な製品や技術をブースのステージでプレゼンテーションして紹介するほか、自転車型ロボット「ムラタセイサク君」も登場。省エネなどでの強みをアピールする。【（株）村田製作所】