平成17年規制適合車に搭載する尿素SCRシステム　劣化原因の究明へ　「排出ガス後処理装置検討会」設置

　環境省と国土交通省は、平成24年9月25日、「排出ガス後処理装置検討会」を設置し、10月1日（月）の第1回検討会を開催すると発表。
　この検討会は、平成17年規制に適合したディーゼル重量車のうち、尿素SCRシステム（尿素水を利用して、排出ガス中のNOxの量を低減させる装置）を搭載した車両について、環境省の調査結果から同システムの性能劣化によりNOxの値が規制値を大幅に超過する事案が確認されたのを受けて、その原因究明等を行う。
　環境省及び国土交通省では、可能な限り早期に対策を決定し、平成25年度内に最終とりまとめを行いたいとしている。【環境省】【国土交通省】