一般財団法人環境イノベーション情報機構
ブリヂストン、森林整備「B・フォレスト エコピアの森」8カ所目の磐田で開所式
【環境一般 CSR】 【掲載日】2012.09.21 【情報源】企業/2012.09.18 発表
ブリヂストンは、環境保全活動として全国で展開する森林整備「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクトで、8カ所目の拠点となる静岡県磐田市に開設した「エコピアの森 磐田」で開所式を行い、取り組みを始めた。間伐をはじめとした森林整備は森林組合などの専門家が担当し、近隣事業所の従業員がボランティアで参加する。エコピアの森 磐田は約8.5haの広さがあり、豊かな森林環境を未来に引き継ぐことを目的にした静岡県の「しずおか未来の森サポーター」協定を活用する。未来の森サポーターは場所紹介や助言、指導を行って企業の森づくりを支援する仕組み。ブリヂストンは、磐田市に太陽電池用接着封止膜など高機能フィルムの生産工場を保有する。
エコピアの森プロジェクトは、低燃費タイヤ「ECOPIA(エコピア)」の売り上げの一部を寄付して実施する森林整備活動。寄付は、新車装着用を除いた国内の市販用のエコピア全商品を対象にしている。近くの事業所が主体となり、従業員が森林整備に参加するほか、地域住民や顧客を対象に自然に親しむ森林教室などのイベントを開く。
エコピアの森プロジェクトは森林保全を通した生物多様性の保全、CO2吸収力の向上、水質浄化などが狙い。今回始めた磐田市以外では、栃木県那須塩原市(約5ha)、山梨県道志村(約11ha)、滋賀県彦根市(約28ha)、山口県下関市(約3ha)、同県防府市(約6ha)、福岡県久留米市(約18ha)、熊本県山鹿市(約8ha)で実施している。【(株)ブリジストン】