一般財団法人環境イノベーション情報機構
「ライチョウ保護増殖事業計画の策定」を妥当とする中環審答申がまとまる
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.09.19 【情報源】環境省/2012.09.18 発表
環境省は、中央環境審議会に諮問していた「ライチョウ保護増殖事業計画の策定について」に関して、平成24年9月18日に開催された同審議会野生生物部会での審議の結果、妥当である旨の答申を受けたと発表。保護増殖事業計画は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」第45条第1項の規定に基づき、保護増殖事業※の適正かつ効果的な実施につなげるため、中央環境審議会の意見を聴いて環境大臣が策定することとされている。
今回は、ライチョウに係る保護増殖事業計画の策定について諮問を行い、事務局案のとおりとすることが適当である旨答申を受けたもの。
環境省では今回の答申を受けて、保護増殖事業計画を定め、10月を目途に官報で公示するとしている。なお、保護増殖事業計画が策定されている国内希少野生動植物種は、既に策定されている種と併せ合計49種となっている。
※国内希少野生動植物種の個体の繁殖の促進、その生息地又は生育地の整備その他の国内希少野生動植物種の保存を図るための事業。
【環境省】