一般財団法人環境イノベーション情報機構
革新的エネルギー・環境戦略 決定!
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2012.09.18 【情報源】首相官邸/2012.09.14 発表
平成24年9月14日(金)に開催された、第14回エネルギー・環境会議において「革新的エネルギー・環境戦略」が決定された。今回決定された「革新的エネルギー・環境戦略」では、省エネルギー・再生可能エネルギーといったグリーンエネルギーを最大限に引き上げることを通じて、原発依存度を減らし、化石燃料依存度を抑制することを基本方針とし、「原発に依存しない社会の一日も早い実現」、「グリーンエネルギー革命の実現」、「エネルギーの安定供給」−−の三つの柱を掲げている。
この内、「原発に依存しない社会の一日も早い実現」では、これを確実に達成するために、[1]40年運転制限制を厳格に適用する、[2]原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ、再稼働する。[3]原発の新設・増設は行わない−−の3つの原則を定め、「グリーンエネルギー革命の実現」を中心に、2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入するとしている。
また、省エネルギーや再生可能エネルギーの拡大を国内外で強力に推進していくことは、「地球温暖化対策」の着実は実施に直結するとして、温室効果ガス排出量削減には引き続き国を挙げて長期的・計画的に取り組むとしている。【首相官邸】