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環境ニュース[国内]

中部版の環境経済観測調査(平成24年6月)結果まとまる

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2012.08.31 【情報源】環境省/2012.08.31 発表

 環境省中部地方環境事務所は、平成24年8月31日、中部版の環境経済観測調査(平成24年6月)を公表した。
 公表によると、今後有望と考える環境ビジネスとしては、全国調査と同様、省エネルギー自動車を挙げる割合が最も高く、10年先にかけては、再生可能エネルギーをはじめ地球温暖化対策に関するビジネスへの期待が高かった。
 中部地域の回答企業のうち、今後実施したいと考える環境ビジネスとしては、地球温暖化に関するビジネスが上位を占め、特に「再生可能エネルギー」、「スマートグリッド」をはじめ地球温暖化対策に関するビジネスを挙げる割合が多く見られた。
 環境ビジネスを実施している企業における環境ビジネスに係る6月現在の業況DI※は「+9」と、全ビジネス(全産業)の同DI(−4)を上回っており、中部地域の回答企業の全ビジネスの中で環境ビジネスは一定の好況感を示した。10年先にかけては、全国調査と比較すると弱いものの、改善傾向を示した。
 「国内需給」、「提供価格」、環境ビジネスに投じる「研究開発費」、「設備規模」、「人員体制」及び「資金繰り」の各項目において、中部地域の企業における環境ビジネスDIは全ビジネスのDIを上回った。
 分類別に見ると、中部地域では環境汚染防止に関するビジネスは、「研究開発費」、「設備規模」及び「人員体制」の各項目において、現在及び10年先のDIとも環境ビジネス全体のDIを上回っており、環境ビジネスの牽引役を示した。

※DI(Diffusion Index):景気動向指数の一種。「良い」と答えた割合(%)から悪いと答えた割合(%)を引いて算出。

【環境省】

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