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環境ニュース[国内]

日本たばこ産業、鳥取県智頭町で実施の森林保全活動「JTの森」で協定を3年更新

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.08.27 【情報源】企業/2012.08.23 発表

 日本たばこ産業(JT)は、鳥取県智頭(ちづ)町で5年間実施してきた森林保全活動「JTの森 智頭」で、同県、同町との森林保全協定を3年更新する。隣接する森林を新たに加えて対象面積を広げ、2期目の活動を始める。日常の管理や主な整備は同町森林組合に委託する一方、グループ従業員と地域が協働した取り組みを引き続き行う。

 JTは2007年8月に県、町と5年間の協定を結び、民有林をJTの森 智頭として森林保全活動を展開。作業道を開設して間伐を進め、植生が復元するなど成果があった。今後も周辺の森林を含めて手入れが必要と考え、隣接する約1.89haの森林を加え、計24.31haの森林を対象に協定を更新し、活動を続けることにした。8月29日に調印する。

 2期目は、広葉樹を植栽したゾーンで多様な植生で構成される複層林を育成するとともに、スギ、ヒノキが中心のエリアでは植生の回復状況を確認しながら管理を続け、健全な森林にする。新しく対象になる森林では間伐を行う。さらに、約5000mの作業道に、散策などが楽しめるよう案内看板を設置し、獣害を防止するネットも設ける。

 JTの森 智頭は、水源かん養保安林に指定される鳥取県東部の水源林で、集落と接する里山でもあり、地域の暮らしと密接な関係にある。そのためJTは、地域が求める森を目指して活動を実施する。JTは智頭のほか北海道、山形、山梨、岐阜、和歌山、高知、熊本、鹿児島県の全国計9カ所でJTの森を展開し、森林保全に取り組んでいる。【日本たばこ産業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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