一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成24年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業 第1次募集で5件を採択
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.08.23 【情報源】環境省/2012.08.23 発表
環境省は、平成24年8月23日、平成24年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業の第1次募集において採択した案件を公表した。この事業は、主に地方都市における適切なカーボン・オフセットの取組の更なる普及促進を図ることを目的とするもの。
平成24年6月29日から7月31日までの公募期間に応募のあった案件の中から以下の5件を採択した。
○一般財団法人沖縄県環境科学センター(沖縄県)が申請した、サンゴ礁等の環境調査を実施する際に、保有するサンゴ礁調査船“Varuna”の運航に伴って排出されるCO2をオフセット・クレジット(J-VER)でオフセットする取組。
○株式会社関西シー・アイ・シー研究所(大阪府)が申請した、関西地域において開発・販売するクリーンルーム向け新製品(「粘着マット」と「スケルトンバッグ」)の廃棄段階のCO2排出量を、近畿圏内のオフセット・クレジット(J-VER)を活用してカーボン・オフセットすることで、地産地消型カーボン・オフセットを実現する取組。
○東海エコフェスタ実行委員(株式会社流行発信)(愛知県)が申請した、愛・地球博記念公園モリコロパークで開催される“TOKAI ECO FESTA”の来場者・運営者・出展者の移動と飲食ブースでの自家発電機による燃料使用にともなうCO2排出量を東海地域のオフセット・クレジット(J-VER)でオフセットする取組。
○八峰白神自然食品株式会社(秋田県)が申請した、「八峰白神の塩」1個につき、購買者のキッチンにおけるCO2排出量の一部をオフセットする取組。
○北海道リース株式会社(北海道)が申請した、業界で初めてオフセット・クレジット(J-VER)を活用したオフセット認証ラベルを取得(予定)。「カーボン・オフセット付オートリースプラン(ビジネスカーV-PLAN)」として、リース車の走行から発生するCO2の2ヵ月相当分をオフセットするキャンペーンを実施する取組。
なお、環境省では、第2次公募を9月7日まで行っている。応募方法等詳細に関しては、プレスリリースを参照のこと。【環境省】