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環境ニュース[国内]

イオン、水産庁が推進する「ファストフィッシュ」の国内初の商品を三陸産で展開

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.08.22 【情報源】企業/2012.08.20 発表

 イオンは、水産庁が水産物の消費拡大を狙いに推進する手軽で食べやすい魚「ファストフィッシュ」の国内初の商品として、東北・三陸産のサンマを使った「骨取り味つきさんま」を展開する。全国のグループ店舗で8月24日から順次、発売する。東日本大震災の被災地復興支援でもあり、岩手県久慈市漁協、三陸鉄道(岩手県宮古市)と協力する。

 ファストフィッシュは、生産者、水産関係、流通業者など魚に関わる企業・団体が一体となって魚離れを食い止めるための水産庁の取り組み「魚の国のしあわせ」プロジェクトの一環となる商品。豊富な水産資源の食料への有効活用を目指す。水産庁は、水産物を気軽においしく食べられるようにする水産加工品、調理品、調味料を8月1日から公募した。

 初のファストフィッシュとなった骨取り味つきさんまは、「骨を取るのが面倒」「魚の調理の方法が分からない」などといった顧客の声に応えた。あらかじめ骨を取り除いたうえでニンニク、バジルなどで味を付け、フライパンで火を通すだけで食べられる。販売する商品は、4尾入りのスパイシー、バジル、シソの各風味のパックで、いずれも298円。

 東北地区の「イオン」「マックスバリュ」「イオンスーパーセンター」の各店舗をはじめ、関東、中部、関西、中・四国地区のイオンなど約500店舗で販売を始める。久慈市漁協と直接取引したサンマを原料にし、ニンニクも岩手県産を使用したほか、三陸鉄道の復興をイメージしたキャラクターや沿線の景勝地をパッケージに採用して復興を支援する。【(株)イオン】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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