一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成24年7月の熱中症による救急搬送人員21,082人で過去2番目
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.08.17 【情報源】消防庁/2012.08.17 発表
総務省消防庁は、平成24年7月の熱中症による全国の救急搬送の状況をとりまとめ、公表した。公表によると、平成24年7月の全国における熱中症による救急搬送人員は21,082人で、平成23年7月の17,963人と比べて約17.4%の増加となった。これは、調査開始(平成20年)以来、7月では過去最多であり、月単位としても、平成22年8月の28,448 人に次ぐ2番目となっていた。
熱中症による救急搬送人員の年齢区分では、65歳以上の高齢者が9,531人(45.2%)と最も多く、次いで成人(18歳以上65歳未満)8,276人(39.3%)、少年(7歳以上18歳未満)3,087人(14.6%)、乳幼児(生後28日以上7歳未満)187人(0.9%)の順となっていた。
熱中症により搬送された医療機関での初診時における傷病程度をみると、軽症が最も多く13,397人(63.5%)、次いで中等症6,930人(32.9%)、重症476人(2.3%)、死亡37人(0.2%)の順となっていた。【消防庁】