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環境ニュース[国内]

ドイツ 再生可能エネルギーによる熱供給設備普及を進める市場促進プログラムの改正を公表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.08.23 【情報源】/2012.08.08 発表

 ドイツ連邦環境省は、再生可能エネルギーによる熱供給設備の普及を進める市場促進プログラムにおいて、8月15日以降、有効となる改正内容を公表した。プログラムは、ドイツ連邦経済・輸出管理庁による助成(一・二世帯住宅、多世帯住宅、小規模な公的・商業施設対象)、ドイツ復興金融公庫の「再生可能エネルギープレミアムプログラム」による助成(大規模施設、商用利用対象)の2部門で構成されており、今回の改正では両部門において次の改正点と新規点が生じている。連邦経済・輸出管理庁による助成部門では、40平方メートルまでの太陽熱収集器、出力100KWまでのバイオマスボイラー、ヒートポンプに対して新しく最低助成額が導入され、一世帯住宅に設置される設備への助成額は、400ユーロ増額する。また、バイオマス設備やヒートポンプと太陽熱収集器を組み合わせた技術の導入など革新的技術や助成価値のある複数の技術の導入に対するボーナスの拡張やヒートポンプを高断熱の建物に導入する際の効率ボーナス、新築建築物における太陽熱利用器の導入に対する助成などが規定されている。また、ドイツ復興金融公庫の助成部門では、大規模太陽熱収集器の償却補助金を投資額の50%に引き上げ、新築建築物に導入される出力100KW以上のヒートポンプに対する助成開始、バイオガス供給網に対する一定の条件のもとでの助成再開などが規定されている。一方で、熱供給網と熱貯蔵設備は、コジェネレーション法の改正により条件が改善されたことから今後は助成対象外となる。【ドイツ連邦環境省】

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