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環境ニュース[国内]

平成24年度 先進対策の効率的実施による業務CO2排出量大幅削減事業設備補助事業 「目標保有者」決定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.07.31 【情報源】環境省/2012.07.31 発表

 環境省は、平成24年7月31日、「平成24年度 先進対策の効率的実施による業務CO2排出量大幅削減事業設備補助事業」(ASSET事業)の参加者(目標保有者)を決定し、公表した。
 この事業は、CO2排出量の増加が著しい業務用ビル等において、リバースオークションや排出枠の取引といった市場メカニズム室の活用により、先進的な設備導入と運用改善を促進し、効率的にCO2排出量を大幅に削減することを目的として実施するもの。
 具体的には、既存の業務ビルを対象に、先進対策(BAT)を組み合わせた削減約束の申請、費用対効果の高い順の選択(リバースオークション)、排出枠の取引による総量削減等を組み合わせて、CO2排出抑制設備の整備に対する補助金を交付することにより業務部門の既存建築物から効率的に大幅な総量削減を目指す。
 この事業への参加形態は、一定量の排出削減を約束する代わりに、CO2排出抑制設備等の整備に対する補助金と排出枠の 交付を受ける「目標保有者」と目標保有者が目標達成を円滑に行うため、排出枠の仲介を目的とする「取引参加者」の2通りがあり、「目標保有者」について平成24年5月18日から6月29日まで募集を行い応募のあった案件から9件を採択した。
 今後、採択された事業者では、国の補助を受けて2012年度内に設備を整備するとともに、併せて基準年度排出量(2009年度〜2011年度の排出量)について、第三者検証機関による検証を受検する。2013年度に導入設備の稼働させてCO2排出削減実施し、排出枠(JAA)交付を受けて必要に応じ排出枠の取引を行い、2014年度に2013年度のCO2排出量について、第三者検証機関による検証を受検し、排出量に応じた排出枠(JAA)を登録簿システム上で償却を行う予定。
 なお、この事業では、8月24日まで追加募集を受け付けている。【環境省】

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