一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京ガス、環境省が推進の「クールシェア」に参加、企業館とショールームを登録
【環境一般 CSR】 【掲載日】2012.07.24 【情報源】企業/2012.07.20 発表
東京ガスは、環境省が今夏に推進する涼しい場所を多くの人数で共有する節電施策「クールシェア」に参加する。東京と横浜の企業館とショールーム計6カ所を、気軽に涼むことができる場所「クールシェアスポット」に7月21日登録した。9月30日まで実施する。6カ所の施設は、都市ガスを利用した空調でピーク電力を削減している。企業館は、がすてなーに ガスの科学館(東京都江東区)、環境エネルギー館(横浜市鶴見区)、ガスミュージアム(東京都小平市)。ショールームは、新宿(東京都新宿区)、横浜(横浜市中区)、多摩(東京都立川市)。このうち2カ所を回ると記念品を贈るスタンプラリーも開催する。シェアスポットへの登録で来場者の増加も期待できる。
クールシェアは、従来以上の軽装「スーパークールビズ」の一環として今夏、環境省が打ち出した新しい省エネのコンセプトで、夏の暑い日に家庭での1人1台のエアコン使用をやめ、涼しい場所に集まったりイベントに参加して冷房を分け合う考え方。同省は、賛同する企業から施設、店舗などクールシェアスポットの登録を募っている。
クールシェアスポットに登録できるのは、エアコンの過度な使用を控え、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせる施設・店舗となる。東京ガスの各施設は、ガス冷房や、地域冷暖房システムを導入しているためピーク電力への影響が少ないうえ、環境やエネルギーに関して理解を深めることができることから、シェアスポットに適している。【東京ガス(株)】