一般財団法人環境イノベーション情報機構
アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第10回会合(WGIA10) 7月10日から開催
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.07.09 【情報源】環境省/2012.07.09 発表
環境省と国立環境研究所は、ベトナム天然資源環境省とともに「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ(Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia/以下、WGIA)」第10回会合(WGIA10)を平成24年7月10日から12日にベトナムのハノイで開催すると発表。WGIAは、アジア諸国のインベントリ作成に係わっている研究者及び政策決定者が経験や情報を共有し、アジア諸国における温室効果ガスインベントリ作成の支援及びインベントリ精度の向上を目的として、2003年度より毎年度開催されている。
今次会合では、今年最新のインベントリを作成したインド及び韓国からその概要の説明を行った後、インベントリ作成のための最新のソフトウェアを用いた実習、アジア諸国にとって重要な農業・林業・その他土地利用分野について算定方法等の情報交換、インベントリやその算定根拠について二ヶ国間で詳細に学習する「相互学習」を行う。加えて、今回が第10回会合という節目であることから、これまでの活動を振り返り、今後の活動内容等を議論する。また、アジア諸国を援助する米国や豪州などからその支援状況の紹介を行う。
過去のワークショップの詳細については、下記温室効果ガスインベントリオフィスのホームページ( http://www-gio.nies.go.jp/wgia/wgiaindex-j.html )を参照のこと。【環境省】