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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、北海道江別市でのメガソーラー建設で同市と調印

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.07.06 【情報源】企業/2012.07.02 発表

 昭和シェル石油100%子会社で太陽電池生産・販売を手掛けるソーラーフロンティアは、札幌市に隣接する北海道江別市にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設することで、土地を提供する同市と調印した。市、北海道で家電販売店・リサイクル店を展開する地元企業の3者が共同で進める。10月に建設を始め、2013年の稼働を予定している。

 造るのは「(仮称)江別メガソーラー」で、江別市のゴミ処理施設、市環境クリーンセンター敷地内の約3.8haの遊休地を活用。ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池1万枚を設置する。出力は約1500kW(1.5MW)となり、一般家庭約560世帯分の年間消費電力量に相当する185万kWhの年間発電量を見込む。発電した電力は全量、北海道電力に売電する。

 環境クリーンセンターの建物内には、メガソーラーを一望できる展望見学エリアを設けるほか、太陽光発電の仕組みを解説した模型や太陽電池パネルを備え、市民や小・中学生向けのエネルギー教室を開催。リアルタイムの発電量、発電積算量、天候の予想などをウェブサイトで公開する。CIS薄膜太陽電池は、寒冷地でも高い発電能力が発揮できるという。

 ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池はこのほか、コンビニエンスストアのローソンが全国の店舗に2012、2013年度に1000店ずつ、計2000店に設置する太陽光発電システムのパネルにも選定された。出力150Wのパネルを供給する。影や温度による影響を受けにくく、年間の実発電量が多いことが評価された。ローソンはパナソニックのパネルも採用する。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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