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環境ニュース[国内]

サラヤ、製品生産に使用するパーム油・パーム核油をRSPO認証の原料に

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.07.05 【情報源】企業/2012.06.29 発表

 サラヤは、製品生産に使用するパーム油・パーム核油がすべてRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証の原料になったことを確認した。現在は一部の製品にとどまる認証マークの表記を順次広げ、環境配慮製品としてアピールする。

 RSPOは、持続可能なパーム油の生産と利用を促進するため、WWF(世界自然保護基金)などが中心になって2004年に設立された非営利組織。パーム油生産、搾油・貿易、製品製造、小売業など、パーム油産業に関わる企業・団体が協力して運営している。サラヤは、日本企業として初めて2005年に参加し、2010年に認証パーム油を原料にした商品の販売を始めた。

 サラヤは2011年11月にマレーシアで開催された会議で、2015年までに商品に使うパーム油・パーム核油を100%認証に適合させることを宣言した。利用するパーム油・パーム核油の量を集計し、2012年4月から、原料の量に応じて認証パーム油の生産量を有価証券にした証紙を購入することで、2015年を待たず、全量が認証原料となった。

 認証は(1)認証パーム油のみを利用、(2)認証と非認証パーム油を指定割合で混合して利用、(3)認証パーム油の生産量の証紙購入、の3種ある。サラヤは現在(1)のマークを洗濯・自動食器洗浄機用洗剤「ハッピーエレファント」、(3)のマークを「ヤシノミ洗剤」に表記しているが、今後、マーク表記を全商品に広げるとともに(1)を拡大する。【サラヤ(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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