一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本の9湿地が新たに登録 ラムサール条約第11回締約国会議がルーマニアで開催へ
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.07.03 【情報源】環境省/2012.07.03 発表
環境省は、平成24年7月3日、新規登録を目指していた9箇所の湿地がラムサール条約※湿地登録簿に掲載されたことを明らかにした。平成24年7月6日〜13日にルーマニアのブカレストで開催されるラムサール条約第11回締約国会議において、条約事務局から関係自治体への登録認定証授与式が行われる予定。
新たに登録されたラムサール条約湿地は、大沼(北海道)、渡良瀬遊水地(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県)、立山弥陀ヶ原(みだがはら)・大日平(富山県)、中池見湿地(福井県)、東海丘陵湧水湿地群(愛知県)、円山川(まるやまがわ)下流域・周辺水田(兵庫県)、宮島(広島県)、荒尾干潟(熊本県)、与那覇湾(沖縄県)。
なお、第11回締約国会議では、“Wetlands: home and destination”(湿地:故郷、そして目的地。)をテーマに次回締約国会議(COP12)までの約3カ年の各種計画や、湿地における持続可能なツーリズムの推進等に関する議論がなされる予定。
※ラムサール条約は正式名称を「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進することを目的としている。
【環境省】