北海道上川総合振興局管内のシマフクロウのつがいに2羽のヒナが誕生

　環境省は、平成24年6月22日、北海道上川総合振興局管内のシマフクロウのつがいに2羽のヒナが誕生したと発表。
　この地域には平成18年にシマフクロウのメス1羽のみの生息が確認され、昨年9月に種の保存を図ることを目指して環境省によりオスの放鳥が行われ、まもなくメスとの鳴き交わしや行動を共にする様子が確認されたころから、繁殖の期待が高まっていた。
　環境省では、場所が特定されることで、今後の保護増殖へ悪影響が懸念されることから具体的地名は公表しないとしている。また、繁殖地の特定や現地での取材行為も一切しないよう呼びかけている。
　なお、この件に関しては、今後も情報提供に努めるとしている。【環境省】