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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、HEMSを活用した実験を「横浜スマートシティプロジェクト」で実施

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.06.19 【情報源】企業/2012.06.15 発表

 ミサワホームは、スマートシティー(次世代型環境配慮都市)構築に向けて横浜市が中心に進める「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」に参画し、HEMS(ホームエネルギー管理システム)サービスを活用した実証実験を実施する。対象地域を同市内に限定することで可能になる省エネアドバイスなどきめ細かなサービスを提供して、効果を検証する。

 ミサワホームのHEMSサービスは「enecoco(エネココ)」と呼び、太陽光発電の発電状況や電気、ガス、水道の使用量などを「見える化」することに加え、エネルギー使用量を部屋、回路ごとなどに計測する機能や、省エネ行動を投稿して共有する機能を展開している。YSCPではこれらに加え、気象予報と連動させるなど地域に特化したサービスを手掛ける。

 横浜市内に絞ってエネココ利用者のエネルギー使用量、エアコン稼働状態を「見える化」し、エネルギー使用量が一定以上になった時にメールでアドバイスを送信。同市の天候や気温の予報データと連携した省エネアドバイスも発信する。エネルギーの使用は地域の気候風土が大きく影響するため、同じ地域での比較や気象に基づくアドバイスが必要と考えた。

 併せて、今後の高齢化社会を見据え、見守りサービスも提供する。HEMSを使って高齢の親世帯の水道使用反応を把握し、子の世帯に状況をメールで知らせる。一定時間、使用反応がない場合は、サポートセンターから電話して安否を確認する。2012年度に各種のアドバイス機能の開発とエネココの設置を行い、2013年度から実証実験を始める予定になっている。【ミサワホーム(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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