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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、独自ソフトの家庭向け環境配慮診断サービスが環境省の事業に選定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.06.12 【情報源】企業/2012.06.07 発表

 ミサワホームは、独自開発した環境配慮型リフォーム診断ソフト「ECOエネシミュレーション(リフォーム版)」を使った家庭向け環境配慮診断サービスを、環境省の「2012年度家庭エコ診断推進基盤整備事業」の「民間企業等試行実施事業」に提案し、選定された。環境設備を導入した際の光熱費やCO2の削減効果が分かり、選定を機にリフォーム提案を強化する。

 ECOエネシミュレーション(リフォーム版)は、現在とリフォーム後を比べて削減できる年間CO2排出量を植林効果で示し、環境配慮型設備を取り入れてリフォームした場合の年間光熱費の予測を算出。具体的には、住宅の築年数、床面積、家族構成、立地条件、現在の設備、光熱費などを入力するとともに、新たに設置する環境関連設備を選択すると、計算して報告書を作成する。

 入れる設備や行うリフォームによって光熱費やCO2がどれだけ削減できるかが、用途別に提案でき、この点が環境省に評価された。環境省の試行実施事業では、CO2・エネルギー削減を目的にした独自の家庭向けエコ診断を、自社サービスとして展開している事業者を対象にした区分で採択された。この区分ではほかに、JX日鉱日石エネルギーが中心の共同体も選ばれた。

 環境省は、家庭のCO2排出量や電力消費量を基に、診断員がリフォーム提案や車の買い替えなどをアドバイスする「環境コンシェルジュ制度」の創設に向け、家庭のエコ診断を試行実施する企業を公募して採択した。費用の一部を支援する。ミサワホームは選定を受け、ECOエネシミュレーションを活用しながら光熱費とCO2排出量を削減するリフォームの提案を進める。【ミサワホーム(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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