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環境ニュース[国内]

積水ハウス、太陽光発電システム・燃料電池搭載の住宅で国内排出枠の認証を取得

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.06.04 【情報源】企業/2012.05.30 発表

 積水ハウスは、太陽光発電システムや燃料電池を搭載した住宅で削減したCO2排出量を取りまとめ、国内排出枠の認証を取得した。排出量取引での排出枠の売却益は、環境活動を行うNPO(非営利組織)に全額寄付した。積水ハウスと、リフォームを手掛けるグループ会社、積水ハウスリフォームが住宅に設置した太陽光発電システム、燃料電池を対象に住宅所有者を組織した。

 積水ハウスと積水ハウスリフォームは「国内クレジット制度」に基づき、太陽光発電システム、燃料電池によるCO2排出削減事業を企画し、プログラム型排出削減事業として、2011年7月に承認された。同時に、削減事業の主体になる会員組織を発足。「グリーンファースト倶楽部」と名付け、太陽光発電システム、燃料電池を導入した住宅の所有者の入会を促した。

 2011年11月までにグリーンファースト倶楽部に入会した住宅所有者のCO2排出削減量は、合わせて272tとなった。グリーンファースト倶楽部を運営・管理する積水ハウスはそれをまとめ、「国内クレジット認証委員会」に申請。5月28日の第25回認証委員会で認証された。国内クレジット制度は、温室効果ガス排出削減量を認証し、排出量取引に活用できるようにする仕組み。

 グリーンファースト倶楽部の会員は、着実に増え続けているといい、積水ハウスは今後も太陽光発電システム、燃料電池の設置を拡大し、2013年3月までに1万t規模の国内排出枠の認証取得を目指す。積水ハウスは2011年度に、太陽光発電システムを1万1222棟、燃料電池を5356棟に搭載。積水ハウスリフォームの同年度の太陽光発電システム設置は2412棟だった。【積水ハウス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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