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環境ニュース[国内]

聟島に移送したアホウドリ 14羽の巣立ち終える

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.05.29 【情報源】環境省/2012.05.25 発表

 環境省は、笠原群島聟島(むこじま)に移送したアホウドリのヒナ15羽のうち14羽が平成24年5月25日までに聟島の飼育サイトより巣立を終えたと発表。
 今回聟島から巣立ったアホウドリは、新繁殖地形成事業として、今年の2月11日に伊豆諸島鳥島から聟島までヘリコプターで移送していたもので、移送したヒナは移送後約3か月間、(公財)山階鳥類研究所の研究チームからの給餌を受け成長し、5月15日の最初の1羽が巣立っていた。
 巣立ち後のヒナは、北太平洋のベーリング海やアリューシャン列島、アラスカ沿岸、アメリカ西海岸まで渡っていくものと予想されている。
 今回巣立ったヒナ14羽のうち、7羽に衛星発信器を装着しており、今後の巣立ち後の行動についても明らかになると見込んでいる。
 また、過去に聟島を巣立ったヒナの内、6羽の帰還を確認したことも報じている。【環境省】

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