一般財団法人環境イノベーション情報機構
神奈川県 2010年度の温室効果ガス排出量集計結果(速報値)を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.05.28 【情報源】地方自治体/2012.05.25 発表
神奈川県は、平成24年5月25日、2010年度の温室効果ガス排出量集計結果(速報値)を公表した。公表によると、2010年度の温室効果ガス総排出量は7,405万t-CO2で、前年度(2009年度)と比べると3.4%増加した。また、京都議定書の規定による基準年(注3)の総排出量と比べると、5.4%上回っていた。
温室効果ガスのうち約97%を占める二酸化炭素の排出量は7,187万トンで、前年度(2009年度)比で3.3%増加、基準年比で10.5%増加した。この主な要因として神奈川県では、2008年に発生したリーマンショック後の景気後退からの回復の中で製造業等の活動量が増加したことや、猛暑厳冬により電力消費が増加したことなどを挙げている。【神奈川県】