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環境ニュース[国内]

昭和電工、グループのアルミ缶資源リサイクル活動で2011年度に約600万缶を回収

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2012.05.24 【情報源】企業/2012.05.22 発表

 昭和電工は、グループ全体で展開するアルミ缶の資源リサイクル活動で、2011年度に約600万缶を回収した。1缶16.2gで重量に換算すると約97tに相当する。アルミ缶を製造する100%子会社の昭和アルミニウム缶が、飲料用アルミニウム缶の原料として使用する。

 回収活動は、昭和アルミニウム缶が1972年に始めた。2001年に昭和電工グループ全体に拡大し、グループの従業員や協力企業が加わった。省資源、省エネの観点から取り組みを推進した結果、2011年の年末時点で参加者は8123人にのぼった。国内グループ従業員のほとんどとなる92.3%が回収に取り組んだことになる。

 アルミ缶のリサイクルは、資源を有効活用するだけでなく、アルミ缶製造時の電力消費を抑制する効果があり、原料の鉱石から生産するケースと比べて97%削減できる。アルミ缶回収の収益金の一部は、地域の社会福祉協議会や歳末助け合い募金、障害者サークルへの寄付に活用し、社会貢献活動にもなっている。

 昭和電工グループは、環境負荷低減を経営の重要課題に位置付け、アルミ缶のリサイクルに加え、分別ゴミで収集される使用済みプラスチックを利用し、アンモニアの原料を生産するリサイクルプラントを川崎事業所(川崎市川崎区)で稼働させている。今後も事業を通して循環型社会の実現に向けた活動を進める。【昭和電工(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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