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環境ニュース[国内]

鳥取県 EVキャラバン2700km走破 被災地の子供らに花届ける

大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.05.23 【情報源】地方自治体/2012.04.26 発表

 東日本大震災で被災した子供たちに電気自動車(EV)で花を届けるキャラバンが、4月25日、往復2700km超の旅を終えて鳥取市に戻った。走行距離50kmを目安に50回以上の充電を繰り返しながら、市販EVでは前例がないと自動車メーカーも驚くほどの長距離を9日間かけて走破した。
 鳥取県や同市の職員などで構成された「とっとりグリーンウェイブキャラバン」は、来年秋に鳥取市などで開く全国都市緑化フェアのマスコットキャラクター「花トリピー」を隊長に被災地の花と緑の復興支援に駆けつけた。排ガスを出さないEVの普及促進もねらった。
 球根や花の苗、鳥取の園児らが絵を描いたプランターなどをEVに積み込んで、4月17日に鳥取県庁を出発。被災して花壇がなくなった宮城県石巻市の保育所2カ所や「森は海の恋人」運動に取り組んでいる同県気仙沼市のカキ養殖所などを訪問した。 第30回全国都市緑化フェア実行委員会事務局 TEL:0857-25-3511 【鳥取県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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