一般財団法人環境イノベーション情報機構
全日空、福島空港の「ひまわりを咲かそうプロジェクト」で種まきと特別飛行実施
【環境一般 CSR】 【掲載日】2012.05.23 【情報源】企業/2012.05.21 発表
全日空は、福島空港(福島県須賀川市、玉川村)で昨年に初めて取り組んだ「ひまわりを咲かそうプロジェクト」で、今年は種まきと遊覧飛行を合わせた特別フライトを5月27日に実施する。「ひまわりスマイルフライト」と名付け、ヒマワリの種をまいた後、プロペラ機のボンバルディアDHC8-Q400に搭乗して空港周辺を空から眺める。福島―伊丹線が6月1日に新規就航することを記念し、その機材となるプロペラ機のボンバルディアDHC8-Q400を使う。福島空港がある須賀川市と玉川村の60人の小学生を招待する。搭乗手続きに続き、空港内でヒマワリの種をまいてから飛行機に乗り込み、福島発着の約1時間の遊覧フライトで新緑があふれる初夏の福島の景色を楽しむ。
ひまわりを咲かそうプロジェクトは、東日本大震災の被災地復興の一環として昨年に始めた。地震、津波に加え、福島第1原子力発電所事故に伴う風評被害に苦しむ福島を応援することが狙い。昨年は空港近くの遊休農地と、滑走路横の斜面にハート型のヒマワリの畑を設けた。今年も6月10日に滑走路横斜面にハートの形の畑をつくる。
福島―伊丹線の運行スケジュールは、伊丹発午後2時半・福島着同3時55分(ANA1695便)と、福島発同4時40分・伊丹着同6時10分(ANA1696便)。6月1日に福島空港で午後4時、伊丹空港で同2時に初便出発記念式典を開催するほか、同日の福島、伊丹両空港での初便搭乗客には記念品を贈る。全日空は、今後も復興支援を積極的に展開する。【全日本空輸(株)】